社労士試験科目・労働基準法!有給休暇等の定番分野と最新労働判例の押さえ方

   

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社労士試験のトップバッター・労働基準法の勉強ポイント

こんにちは!サイト運営者のこつ男です。

 

今回は、社労士試験のトップバッターである「労働基準法」を勉強する上でのポイントを何点かお話ししたいと思います。

まず初めに、この労働基準法科目を勉強する上で気を付けなければいけないことがあります。

それは、

勉強し過ぎないこと

です。

これはどういうことでしょうか?

 

労働基準法は実務上とても重要な法律です。

日々の労務管理を行う上でこの労働基準法は必ず出てきますし、近時では、働き方改革関連法案の施行との関係で、有給休暇のことや残業時間の上限規制など、より深く労働基準法の中身に精通しなければなりません。

もし皆さんが社労士試験に合格されて社労士として労務管理・労働問題等を取り扱うとする場合には、この法律をいばわ自分の「武器」として使いこなさなければなりません。

その意味で、この労働基準法の勉強が重要であることについては否定はしません。

 

ただ、社労士試験合格との関係でみますと、「勉強のし過ぎには十分注意」しなければなりません。

その理由は、この労働基準法は、択一試験では、トータル7問しか出題されないからです(出題数が思うほど多くないということです)。

どんなに勉強をしたとしても、択一試験では最大7点にしかなりません。

選択式試験についても、第一問目が労働基準法と労働安全衛生法がミックスされた問題となるのですが、穴埋め5つのうち、労働基準法が3つ(3点)、労働安全衛生法が2つ(2点)と、これもまた思うほど配点がないのです。

 

労働基準法で満点を目指して勉強したとして、択一試験本番で満点の7点をゲットできたとします。

しかし、この7点という得点は、健康保険法や年金科目など各科目10点の配点がある科目については、試験本番70%の正答率で得点できてしまう点数なのです。

つまり、何が言いたいかというと、同じ7点であったとしても、その得点を獲得するために費やす労力に違いがあるのであれば、より労力少なく7点をゲットできる健康保険法や年金科目に時間を費やすべきだということなのです。むしろ、これらの科目の方が勉強をすればするほど8点~9点を取ることが可能であるため、択一試験の総合得点の底上げにも効果絶大です。

 

私は、労働基準法の問題では5点~6点が取れれば上出来だと思いますので、満点がとれなくてもこのくらいの得点ができるようになってきたのであれば、労働基準法の勉強の比重を少し落とし、年金科目等により勉強時間を割くことが社労士試験合格に近づくと思います。

 

労働基準法について、まずは定番分野の基本を押さえる

労働基準法の問題は、わりと定番分野の基本問題が多い傾向にあります。

したがって、まずは標準的なテキストにでてくる基本的な事項についてきっちりと押さえる必要があります。

分野を一般的に分けると、

1、総則

2、労働契約

3、賃金

4、労働時間、休憩及び休日

5、年次有給休暇

6、年少者・妊産婦等

7、就業規則

8、監督機関、雑則、罰則

というように分けられます(人によりますが)。

各分野基本かつ重要な項目がありますので、それらを過去問・問題集・一問一答などを利用し、丁寧に押さえましょう。労働基準法の問題は、先ほどお話しした通り基本的な問題が多いので、このような勉強をすれば合格に必要な点数はとれるのではないでしょうか。

 

最新労働判例をどのように(どの程度)おさえるべきか?

労働基準法の勉強では、基本事項を押さえることが第一です。

そのうえで、1点注意すべきことは、労働判例の押さえ方です。

 

労働判例というのは、過去の重要判例もあれば、比較的最近でた最新重要判例などがあります。

まず、過去に出た重要判例というのは、基本テキストの中に記述が盛り込まれていることが多く、すでに「基本事項」のひとつとして確立していますので、しっかりと押さえてください。押さえる程度は、テキストに載っている程度で構いません。それ以上深入りする必要はないと言えます。

次に、ここ数年ででた最新労働判例についてですが、これは各種予備校が出版等する最新労働判例を中心に押さえるようにしてください。

予備校もプロですので、試験に出されてもおかしくない最新労働判例をきっちりと紹介してくれます。周りの受験生も対策をしてきますので、差をつけられない程度に勉強が必要です。

昨年30年の選択式試験の一部に退職金規定に関する労働判例がでていましたね。

この判例は比較的重要なものだったので、特に選択式に出題されてもおかしくなかったかもしれません。

本年は、長澤運輸事件ハマキョウレックスなど、やや怪しいですね。

最新労働判例も対策を忘れずにしてください!

 - 社労士試験合格体験談