社労士試験科目・労働者災害補償保険法の『通達』を攻略してみた

   

Pocket

労働者災害補償保険法はわりと難しい問題が出やすいため要注意!

こんにちは!サイト運営者のこつ男です。

 

今回は、社労士試験科目のうち、労働者災害補償保険法の試験対策についてお話しします。

まず初めに、この科目の注意点として、

気を抜かないこと

をあげさせて頂きます。

これはどういう事なのでしょうか?

 

労働者災害補償保険法の択一試験での配点は、7点です。

同じく配点が7点しかない科目は、労働基準法・雇用保険法があげられます。このうち、労働基準法については、試験対策について書いた他の記事で「勉強をし過ぎにことに注意」と書きました。

しかし、この労働者災害補償保険法については、配点が7点しかないけれども、「勉強をし過ぎてもいい!」と言いたいです。

その理由は、労働者災害補償保険法で出題される問題は、労働基準法の問題と異なりやや細かめの問題が出題されるからです。

もう少し説明しますと、

労働基準法については、基本的な勉強を積み上げれば基本事項を押さえることができ、勉強をし過ぎなくても適度な勉強をすれば得点をしやすい問題が多いといえます。

他方、労働者災害補償保険法の問題は、基本的事項といってもやや細かい内容の問題が出題されやすく、勉強をし過ぎない適度な勉強では少し物足りないことが多いといえます。

つまり、同じ配点7点の問題ではありますが、労働基準法の試験問題は適度な勉強をすれば失点しにくくなるといえるけれど、労働者災害補償保険法の問題は時としてやや細かな間違いやすい問題が出題されやすく失点しやすい科目と言えるのです。

私の得点計画では、労働基準法は失点が基本的に1点、多くても2点と考えるため、7点満点中5~6点が取れると計画を立てています。

しかし、労働者災害補償保険法については、下手をすると2~3点の失点が容易に起こる可能性があるため、7点満点中4~5点とれれば何とか「踏みとどまった」と評価しています。

この何とか「踏みとどまる」ために、たとえ配点が7点しかなかったとしても、労働基準法以上に勉強を質・量ともに行う必要があると私は強く思っております。

そういう意味で、この労働者災害補償保険法の勉強は「気を抜いてはいけない」のです。

 

労働者災害補償保険法の出題がやや難しい理由のひとつが「通達」の存在

労働者災害補償保険法の問題がやや難しい傾向がある理由は、「通達」の存在があります。

通達というのはいわゆる「上級機関からのお達し」をいい、この通達に従って国の下級機関は事務処理等をおこなっております。

他の試験科目にも通達はありますが、労働者災害補償保険法の問題においてはその通達の重要性が少し抜き出ているように感じます。

ざっと挙げますと、

・労災の適用を受ける労働者の範囲など

・業務災害の認定における「業務遂行性「業務起因性」に関する判断

・脳血管疾患及び虚血性心疾患当の認定基準について

・心理的負荷による精神障害の認定基準について

・通勤災害について

などなど。

細かく見るとさらにありますので、ここでは割愛します。

この通達の知識については、択一式試験の肢のひとつとして出題される可能性もありますし、選択式試験の穴埋め問題にそのまま出される可能性もあります。

私も、平成23年の社労士試験に落ちたのは、労災の選択式試験でこの通達関連の問題ができなかったからです。

もっとも、この問題は最新の重要通達として予備校の中では出題予想されていた分野だといわれていますので、労働者災害補償保険法の通達対策、特に最新の通達対策については、予備校から出される出題予想等に敏感になったほうがよいと思います。

 

労働者災害補償保険法の試験対策のまとめ

以上をまとめますと、労働者災害補償保険法の社労士試験対策として重要なことは、

①失点しやすい科目なので、失点を最小限に食い止めるためにしっかり(ある程度の量と質で)勉強すること

②問題が少し難しい原因は「通達」にあるため、過去の重要通達については基本テキストに挙がっているものについてはきっちりと押さえ、予備校等が出題予想する最新の重要通達にも目を光らせること

の2点に集約されます。

気を抜かずに勉強しましょう!!

 

 - 社労士試験合格体験談