国民年金カラ期間の学習は後回しでOK!その理由は…(社労士試験対策)

   

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国民年金法を苦手とする社労士試験受験生が多い理由

こんにちは!サイト運営者のこつ男です。

今回は、社労士試験科目:国民年金法に関するお話です。

 

社労士試験受験生の中で、国民年金法や厚生年金法などの年金科目が苦手(または得点源になっていない)だという人は非常に多いと思います。

 

苦手な人が多い理由の一つは、年金制度の難解さにあります。

・老齢年金、遺族年金、障害年金などの仕組み

・合算対象期間(いわゆるカラ期間)

・昭和61年4月を境にした旧法と新法の関係

・被保険者の仕組み(第1号・2号・3号など)

・年金保険料の免除、猶予制度など

・付加年金その他色々

 

国民年金の難解分野をあげればキリがありませんが、このように年金制度自体がややこしいことから、理解が難しかったりして苦手意識をもつ社労士受験生が多いと思います。

 

実は、私はもう一つ、多くの人が国民年金法が苦手である(または得点源になっていない)重要な理由があると思っています。

それは、非常に単純ですが、「勉強時間が全体的に少ないこと」です。

これはどういうことでしょうか?

 

まず、一般的な受験生がこの国民年金法に取り掛かる時期を考えてみましょう。

だいたいの社労士受験生は、労働基準法をはじめとした労働法系科目から勉強を始めます。

労働基準法→労働安全衛生法→労働者災害補償保険法→雇用保険法→労働保険の保険料の徴収等に関する法律→・・・

試験科目の並び順でもありますし、労働法系科目の方が年金科目に比べて勉強に取り掛かりやすい性格を有することから、ある意味自然な流れといえます。

労働法系科目を一通り勉強したところで、ようやく社会保険関係科目へ突入します。

健康保険法→国民年金法→厚生年金法→・・・

 

以上をみてわかるとおり、多くの社労士試験受験生が国民年金法の勉強に取り掛かる時期は、試験勉強の後半になってしまうのです。

国民年金法は10点の配点があるため、出題範囲も広く試験対策をするにもある程度勉強時間の確保が必要となります。ましてや、年金法自体の難解さから、さらにじっくり腰を据えて勉強する時間が必ず必要になってくるのです。

にもかかわらず、試験勉強の後半になってようやく取り掛かれる科目であるため、多くの受験生が勉強開始後十分な対策をとれないまま社労士試験本番を迎えているのが実情ではないでしょうか?

また、年金科目は難解であるがゆえ、勉強を進めたくても気が乗らず敬遠しやすくなり、自然と勉強から遠ざかってしまいませんか?

 

このように考えると、社労士試験受験生が全体的に年金科目が苦手(弱い)理由が十分にうなずけるものといえます。

 

労働法系科目は社労士試験受験生(初学者を含め)が皆、ある程度勉強をしてきますので、点数的にはあまり差がつきません。(配点も7点前後で決して多くもありません)

しかし、年金科目は、多くの社労士受験生が勉強不十分のまま試験本番に臨んできますので、きっちりと勉強していけば点数に大きな差が生まれます。しかも、年金科目の配点は、国民年金10点・厚生年金10点といったように、各科目10点もありますので、ここで点数をとらなければどれほどもったいないことであるかもわかります。(ちなみに、健康保険法も配点10点です)

 

国民年金法を苦手とする理由をわかっていただけましたでしょうか?

勉強時間をしっかり確保し、得点源にしましょう!

 

国民年金カラ期間等の難解分野は後回しにしてOK!

国民年金を勉強するポイントの一つは、

「カラ期間等の難解分野は後回しにする!」

です。

 

前述した通り、国民年金法の勉強時間が全体的に少なくなる原因の一つに、年金制度の難解さがあります。合算対象期間(いわゆるカラ期間)など、難しい分野があると国民年金の勉強が嫌になり自然と敬遠してしまいがちです。これはなんとかしなければなりません。

そこで考えて頂くことは、年金制度のわかりやすい分野から攻めていき、難解な分野は後回し(簡単に流す勉強でよしとする)とすることです。

難解分野を100%理解しようと思わなくても大丈夫です。

まずは、国民年金の各分野を細かく分けて、「わかる分野」みつけてください。これをひとつひとつ潰していきます。

「ここはわかる。勉強しよう!ここは難解だ。後回しにしよう!」

国民年金の勉強は、ある意味難解な分野をあぶりだしていく作業だと思ってください。

細かく分けていきどうしても難解でわからない分野が残った場合、そこについてはいよいよ「まとめノート」を活用しましょう!

なお、まとめノートの作成ポイントは、

①できるだけ少なく

②試験本番を何とか乗り越えればいいレベルで

作成することです。

まとめノートが多くなってしまうと読み返したくなくなりますので、作成する場合もできるだけ「少なく少なく」を意識してください。(理想は、試験前日・試験当日に読み返せる程度

また、難解箇所を100%理解する程度までまとめノートを作成する必要はありません。あくまでも、試験本番でその分野が出題されたときに、最低限乗り越えられる程度の知識のみまとめれば足ります。もともと難易度が高いため得点できる社労士受験生も少ないことから、「まったく手も足もでない」という事態だけ避けられればよしとしましょう。

 

国民年金法の勉強は、独立後に武器となる

独立後、年金分野を苦手とする社労士は意外と多いです。

年金関係の仕事が来た時に、

「障害年金の依頼?うーん、○○社労士に任せよう」

となり、仕事が回ってくることが多いです。

 

その他、年金相談員の候補に自然と挙がったり、障害年金相談員に駆り出されたりと、年金が得意というだけでかなりのアドバンテージとなります。

 

社労士として独立を目指す人にとっては、今から国民年金法等の勉強をしっかりしておきましょう!

 - 社労士試験合格体験談