労働科目の雇用保険は、再就職手当等の類似用語に注意!(社労士試験対策)

   

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雇用保険法は類似用語のオンパレード!

こんにちは!サイト運営者のこつ男です。

今回は、類似用語のオンパレードである社労士試験科目:「雇用保険法」についてお話しします。

 

雇用保険法の勉強を進めている方は徐々に気づいてくると思いますが、雇用保険科目は、

似たような用語があり過ぎる!!

と感じる方が多いのではないでしょうか?

 

例えば、「就業手当と再就職手当」。

いずれも、失業等給付のなかの就職促進給付(さらに細かくみれば、就業促進手当)の一つなのですが、

『再就職手当』=1年を超えて引き続き雇用が見込まれるような安定した職業に就職できた方で、基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上残っている人がもらえるお金(その他要件あり)

『就業手当』=上記の再就職手当をもらえないような職業に就いた方で(不安定な職)、基本手当の残日数が所定給付日数の3分の1以上かつ45日以上ある人がもらえるお金(その他要件あり)

といった違いがあります。

どちらも似たような用語なのですが、明確な違いがありますのでしっかりと覚えなければありません。

 

社労士試験科目:雇用保険においては、上記の再就職手当等に限らず、似たような用語がたくさん出てきます。

皆さん、それそれの用語をきっちりと区別して覚えていますか?

私はだいぶこの類似用語の多さに苦しめられましたけど、この雇用保険の勉強をしてはじめて、

「あっ、自分、社労士受験生やってるな」

なんて思いました。

細かい用語を覚え、似たような用語に苦しめられながら、せっせと勉強に励む。

これぞ、典型的な社労士試験受験生の姿ではありませんか!

 

そんな雇用保険科目ですが、自分が受験勉強を通じて感じた点を、以下注意事項としてまとめてみました(⌒∇⌒)

 

雇用保険法の類似用語は、大きな体系図を頭に置きながら覚えることを意識する!

上記の再就職手当の例をもとにみますと、細かな類似用語を覚える前提として、まずは大きな体系図を頭に描きましょう(実際に紙に書きだしても良いです)。

具体的には、

①「失業等給付」というものがあります。

②これは、4つに枝分かれします。

・求職者給付

就職促進給付

・教育訓練給付

・雇用継続給付

③この中で、「就職促進給付」は3つに枝分かれします。

就業促進手当

・移転費

・求職活動支援費

④この中で、「就業促進手当」は、さらに4つに枝分かれします。

就業手当

再就職手当

・就業促進定着手当

・常用就職支援手当

 

今回は言葉で書きましたが、これをA4の紙に体系図として書き出すといいかもしれません。

世の中ではマインドマップなるものが流行っていますが、あのようなどんどん枝分かれをしていく図です。

自分で書いた図を眺めて頂き、まず、今自分が覚えようとしている用語が全体のうちのどのポジションにいるかをつかみましょう。

そうすると、自分が覚えようとしている似たような用語(就業手当と再就職手当)が、いずれも「就業促進手当」の中のひとつだとわかりますね。

2つの用語がおなじくくりの中にある以上、まずは共通点を見つけましょう。違いを押さえるにしても、共通点を押さえてからの方がより相違点が明確になることがとても多いです。

つまり、相違点だけ覚えようとするのではなく、共通点を合わせて覚えることが重要ですし、より記憶にも残りやすいといえます。

ただ単に、

「就業手当とは、・・・」

「再就職手当とは、・・・」

といったように、両者をバラバラに(単体のものとして)覚えることはあまり試験では効果がありません。

むしろ、試験本番では混乱を誘発する原因となるのです。

覚え方のイメージとしては、

「失業等給付の中の就職促進給付の中の就業促進手当の中の就業手当

「失業等給付の中の終章促進給付の中の就業促進手当の中の再就職手当

「両者共通の就業促進手当というのは、その名の通り早めの就職を促すもの(失業手当を使い切ってから本格的に就活しようという人を減らしたい)であって(共通項)、どれだけ早く就職したのか、さらにはどれほど安定的な仕事に就職したかによって手当の金額を変えよう(柔軟な取り扱いができるようにバリエーションを増やそう。これがいわゆる相違点)」

「では具体的に相違点をみていくと・・・」

といった形で、すべてを関連付けて覚えていくことがポイントとなります。

このような観点からすると、就業手当・再就職手当を覚える際には合わせて「就業促進定着手当」と「常用就職支度手当」を一緒に覚えないと片手落ちな感じがします(もったいない)。

 

雇用保険科目では、上記のように類似用語を関連付けて覚えるようにすると突破口がみえていますので、ぜひ試してみてください!

 

知識が増えると、混乱も増える(泣)

社労士試験合格を目指して勉強をしていくと、

日に日に知識が増えてきます。

 

ここで、

「知識が増えれば合格が近い!!」

と思われる方もいるでしょう。

たしかに間違いではありません。

 

しかし、ここで注意をしなければならないことが一つあります。

それは、

「あいまいな知識が増えると合格から遠ざかる!!」

ということです。

つまり、

「知識はどんどん増えるものの、次第に覚えた知識の違いがあいまいになってしまい、そのあいまいさが原因で問題演習の際迷いが生じて失点する」

ということが起こるのです。いわゆる「知識の劣化」というものです。

特に、類似用語の多い雇用保険法など、相違点をきっちりの明確に覚えておかないと、

「これはどっちだったっけ?」

となりやすく、知識の劣化が激しい科目といえるのではないでしょうか。

 

社労士試験は、この「知識の劣化」と戦う試験といっても過言ではありません。

知識の劣化と戦っている時期はなかなか点数が伸び悩み、いわゆる「スランプ状態」に陥りやすいです。

私もこの点数の伸び悩みは受験1年目に経験しました。択一40点前半で点数がとまり、なかなか40点後半に届かない時期がありました。非常に苦しいでしたね(-_-;)

 

合格するためにはこの伸び悩みを避けては通れません。

この伸び悩みをいかに突破できるのか?

いわば、これが試験の「本丸」といっても過言ではありません。

 

「おお、いよいよ自分もこの社労士試験とがっぷり正面から組み合ってきているな」

試験と正面から向き合って、ようやく合格へのカウントダウンが始まると私は思います。

むしろ、カウントダウンが始まったことを喜びましょう。

 

「もうすぐ自分も合格者の仲間入りだ~(⌒∇⌒)」

 

そんな勢いで頑張りましょうね!

 

 

 - 社労士試験合格体験談